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最近はオーディオブログです

ブログの文章は引用元を表記せずに使ってもokという感覚をマスコミは持ってる

シナトラ千代子 - どうやらネットを便所だと思っているらしい落書き系ニュースサイト『J-CAST ニュース』
http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20060824/p1

を見て思い出したんだけど、最近新聞や雑誌でブログで書かれていた文章をネットでの声として引用するケースが多く見かけるのだが、これが大体引用元を書いてない。正確には、引用元を表記してないので引用でないんだけど。ブログ名が書いてあるだけでかなり良心的な部類に入る。
マスコミにとって、ネットの文章というのは、著作権者がいない文章の素材倉庫にしか見えてないのではないだろうか。学生がコピペでレポートを書いたりするようなものだ。で、J-CASTって元アエラの人がやっているから、そういう感覚なのかも。


※追記
「学生がコピペでレポート…」というので誤解を招いてしまったようだが、文章の盗用ではなくて、記事のなかで人々の声みたいな形で紹介する形を想定していた。
はてブのコメント欄より。

2006年08月24日 nisoku2 マスメディア 素材倉庫というか、街頭インタビュー感覚なんじゃ。群体としての民意から代表的な意見を抽出したに過ぎないので、「20代無職」とか「40代男性会社員」みたいに個人名は不要で属性(ブロガー)さえ示せばよいという感覚。
2006年08月24日 wetfootdog 被言及 雑誌メディアはわりと「〜と知人のひとりは語る」とか「メディアに詳しいAさんは」みたいに語り手不明なのは平気なんで、引用という感覚はないんでしょうね。

これは確かに納得。印刷媒体だけならともかく、ネットでも同じ感覚でやるから、違和感がより目立つのか。

2006年08月24日 nekora しかし無断使用の数なら、マスコミ→ブログの方が断然多そう。

問題視しているのは無断使用ではなくて、引用元表記がない点について。全文転載など引用の条件を満たしてないブログの記事でも、少なくとも情報元は書かれていることが多い。