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最近はオーディオブログです

同人活動における男女の違い

Screw Pile Driver - お客様は家畜ですと言わんばかりだと思った夏コミ3日目。
http://d.hatena.ne.jp/vr6ubqg/20060814/p1
Screw Pile Driver - BLや801の方が(二次創作として)健全だというその根拠とか。
http://d.hatena.ne.jp/vr6ubqg/20060816/p4
Screw Pile Driver - 男性向け創作と女性向け創作に対するスタイルのあれこれ
http://d.hatena.ne.jp/vr6ubqg/20060817/p1

この意見は、そもそも二次創作の受け手(一般参加者)の話なのか、描き手(サークル参加者)の話なのか、よくわからないし、「あまり人の集まってない女性向けスペースと、売るのに忙しい大手男性向けスペースを無理に比較している」に見えたので、特に賛同しないんだけど、男性向けと女性向けの同人活動の違いについては気にしているので言及。
一応注釈。同人誌即売会においては、一般参加者もサークル参加者も同じように即売会を盛り上げる参加者であり、平等なんだけど、両者に意識の差はあるのでここではわけて考えている。
コミケは女性参加者のほうが多いけど、同人誌購入金額や同人誌の冊数(種類ではなくて総発行数)でいえば、男性向けのほうが多いのではないだろうか。そして、買い専の人が男性向けで多い結果、殺伐としているのではないだろうか。
ululunさんの指摘だと男性がコミュニティ形成志向がないことになるけど、それははちょっと違う気がする。一般参加者にとってコミケ会場は狩り場であって、コミュニティ形成の場ではない。でも、サークル参加者からすれば、男性向けであっても、コミケはコミュニティ形成の場だと思うなあ。
vr6ubqgさんは男性がコミュニケーションしてないというのに納得しているようだけど、男性向けスペースでそこかしらでサークル参加者が挨拶している光景が見たことないんだろうか。すごい勢いの一般参加者の陰に隠れて見えない? 最近では忙しいのでスケッチブックを描いてもらうことなど難しくなっているけど。

煩悩是道場 - コミケ会場で男性参加者の目は死んでいるのか
http://d.hatena.ne.jp/ululun/20060817/gender060817
コミックマーケットには去年の夏までサークルとして参加していた身として言わせていただければ売り場の前でダラダラと売り子と会話をするのは避けていただきたい。

ダラダラと会話されるのは確かに困るけど、よほど混雑しているサークルでない限り、2,3分程度のそのサークルの同人誌の感想などをすると大変喜ばれると思う。その時はとなりのサークルの前に立たない様に注意し、ほかの参加者がサークルを見られる様に空けておこう。


自分が気にしている違いについて。
女性向けでは繁盛にジャンルを変えることを女性向けでは「イナゴ」と称して忌み嫌われるが、男性向けは参加即売会ごとに違うのが普通だ。そのため、次の即売会の頃には何が流行っているのかを推測することも多いが、ここまで流行の流行り廃りが大きいと正直無理な気も。だから、もともとある程度大きなサークルになると作品ジャンルではなく、少年創作とか男性向け創作といったカテゴリで参加しているところが多いと思う。
また、大手の場合、男性向けは、いかに効率よく販売をするかというのに苦心し、同人誌を1000円、500円といった細かい釣り銭が出ない頒布価格にしたりしているが、女性向けは、行列ができているほうがどうもステータスになるらしく、逆にそういった対策をとらずに行列を途切れないようにする販売方法(俗にいう「牛歩」)が多い。これは不思議なのだが、参加者の間で「行列ができている方が人気サークル」という認識があるからなのだろうか?