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『ハウルの動く城』の底流にある女性嫌悪

高塚カズイ氏(http://wwkt.net/)による『ハウルの動く城』の感想が面白かった。Permlinkはないんだけど、Diaryの7/20。

俺流オタク趣味(時には安全な場所から天下国家を語ってみたいナ)で凝り固まった男を
ガンガン解体していく女の強さを、宮崎さんは(少なくとも戦争=外で活躍する男らしいマッチョイズムよりは)
信じているのだな、とも思うのだけど、(だから戦争のモチーフは最後まで軽視される)
そこで「金髪ハウルの方が良かったのに」と残酷に言えちゃうのも女なんだけどなー(笑)
だからこの話のソフィーは老婆か少女で間がないんだろう。女向け、と揶揄されがちな作品だけど、
実はしっかりと女性嫌悪が底流にあるような感じ。この辺はどこかVガンと似ている。
女を描きつつも、その実、母性と少女の無垢性以外は邪悪だから認めないという、必死の主張です。

フィクションにおける女性において中年がない問題は、よく指摘されるけど、『ハウルの動く城』は極端だからなあ。
富野氏も宮崎氏も、女って強い!と言いながら、女性嫌悪が確かにありそうな気がする。高塚カズイ氏は、男のロマンを解体するのが上手すぎる。恐い!
8/14の最新日記で、FF12のEDを「姫系サークルクラッシャーと俺流儀系男サークラの不幸な遭遇によるサークルクラッシュ」と称していたんだけど、「俺流儀系男サークラ」ってどういうのだろう…。