ARTIFACT@はてブロ

最近はオーディオブログです

澄良木修司さんのrir6さんに対する行動について

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060330#c1143748086
こちらでrir6さんより質問を受けましたが、

モジモジ君の日記。みたいな。 - RIR6君がブログをたたんだことを支持する
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20060328/p1

ここのコメント欄で、rir6さんが澄良木修司さんの行動は、自分にも責任があると書いていたので*1、触れる予定ではありました。説明を書き出したら、かなり長くなり、なかなか書き終わりませんでした。


まず、自分が認識しているrir6さんに関する事実関係です。

  • もともとrir6さんは2002年ぐらいから2ちゃんねる界隈で活動していた
  • その頃から、rir6さんをチェックしている人たちがおり、澄良木さんはその一人
  • rir6さんは、ウェブで実名と住所を公開し、静岡まで出れば「必ず会う」と書いていた
  • 澄良木さんは、rir6さんに興味を持ち、2005年8月に自宅まで会いに行った。この件に対して、rir6さんがどう思っていたかはウェブ上ではあまりわからなかった。今後そういうことをするのはやめてくれ、と明確にわかるようなrir6さんの発言をこの段階ではみたことはなかった

※ただし、最近書かれた記事を読むと、rir6さんはなかなか会う素振りを見せなかったそうなので、いやがっていたと思われる。このことは今回初めて知った。

ボケないための覚書。 - どうぞ、法的措置なりをお取りください。
http://d.hatena.ne.jp/syujisumeragi/20060323/1143118306

このような流れがあり、澄良木さんのブログ上の言動を見ていると、rir6さんに対して好意を持っており、これは悪意からの行動ではないと思ってました。

ボケないための覚書。 - RIR6くんの誕生日を勝手に祝う会。
http://d.hatena.ne.jp/syujisumeragi/20051120/1132499935

そのため、この誕生日を勝手に祝う会も特に問題視せず、自分の名前が出てきたのでコメントをしました。
誕生日プレゼントとして、1万5000円の郵便小為替を送った件は、さすがにやりすぎでは…と思いはしましたが、この時、rir6さんの反応は「投げ銭詐欺にご注意を!」というちょっとおちゃらけた記事で、やはりrir6さんの真意を計りかねました。
二人と直接話したりするような関係ではないので、二人の関係は、ネット上での文字からしか伺えません。ネット上の情報だと、どこまでrir6さんが不快に思っているかわかりませんでした。そのため、事態がこのようになることは予測できませんでした。
なぜ澄良木さんの行動を止めなかったといえば、明確にrir6さんが不快だと表明しているのを今回の件に至るまで、見たことがなかったからです。先に述べたように、澄良木さんの行動は、ブログの記述からすると、好意から始まっていると感じましたので、rir6さんがわかりやすく不快であることを表明してもらえない限り、その行動を止めるべきでないと考えました。こうした問題は、両者の間で解決すべきで、第三者が余計なことを言うと、問題が余計こじれるだけだと思ったからです。

ARTIFACT@ハテナ系 - ブロガー萌え
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20051209/rir6

誕生日プレゼントのことを紹介した時は、澄良木さんの行動を肯定するものではなく、いったい二人はどういう関係なんだろう、こういう不思議な関係もあるということを人に知ってもらいたい、と考えてました。
今回、rir6さんは明確に不快だということを表明されているので、事態はわかりました。すでに、澄良木さんはrir6さんに関する言及をやめると宣言しており、問題事態は収束していると思います。

ボケないための覚書。 -  「儀式」終了、そして回答
http://d.hatena.ne.jp/syujisumeragi/20060327/1143462039

こうした状態になったことに対して、自分の責任が一切ないとは考えていません。rir6さんがウェブ上で初期にはっきり拒絶の態度を表明していれば、澄良木さんの行動を止めるのに協力したとは思います。澄良木さんの好意はわかるけど、相手に受け入れられないのなら、たとえ好意が発端の行動でもすべきではないと考えます。
今回、ウェブ以外の場所で、rir6さんが澄良木さんと会うのに非積極的であることを表明していたことがわかりましたが、rir6さんが、ウェブ上で変にレトリックに走らず、シンプルに不快感を表明していたならば、事態は変わっていた可能性は高いです。


ただ、根本的な疑問なのですが、rir6さんはそもそも実名や住所をウェブで公開する必要はあったんでしょうか。自宅にこられたら親御さんに迷惑がかかると考えていたようですが、それなら住所を公開しなければいい話です。

再び踊る骨髄 - シンプルな疑問
http://d.hatena.ne.jp/rgy/20060331/p1

こちらでも疑問が提示されてますが、実名と住所を公開しているブロガーに対して、どこまでやると問題なのかというのは判断するための材料が少ないです。なので、澄良木さんの行為を止めるべきだという判断を下すほどの基準はありませんでした。


また、mojimojiさんのように、サイトの閉鎖という点から、これは重大な問題であると考える人もいますが、rir6さんはサイトの移動を繁盛に繰り返しており、閉鎖自体は何度も行っています。*2こうしたサイト閉鎖を繰り返している人のサイト閉鎖に大きな意味は感じません。


次に、自分がrir6さんに対して取っているスタンスについて説明します。
rir6さんはいろいろ考えている人だと思います。でも、ブログに書いている文章は、どこか借り物感があり、テンプレートにように見えてました。しかし、別に意見や文章の内容自体はそれほど問題視していません。
一番気にしていたのは、ネット上での振る舞いや態度でした。たとえば、rir6さんのブログの記事に対して意見した人に対して、対話が成立していたようには見えませんでしたし、はてなダイアリーのコメント欄が読みにくいといわれているのに一向に変えないなども、マイナスポイントでした。他者に対しての配慮をほぼ感じなかったのです。

import otsune from Hatena - 都合の悪い事は言わなくても良いという権利が有るにしても
http://d.hatena.ne.jp/otsune/20060331/p1

オオツネさんも指摘してますが、rir6さんの文章には相手をばかにした侮蔑表現や無駄な挑発が多くありました。
http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20060331#1143737544
kyoumoeさんのようにrir6さんの対応に不快感を表明している人もいます。
rir6さんの挑発に対して、当然過激な反応が返ってきますが、うまくさばけるのならともかく、ちっともさばけず、自沈していたように見受けられました。そうしたことから、rir6さんに対して、あまり真剣に対話しても無駄だと思い、真剣に言う時は事実誤認の指摘ぐらいで、あとはからかったりと様々なスタンスで接していました。
その一環として、はてなブックマークのタグ「rir6」があります。これはいわゆる「ウォッチ」「観察」と呼ばれる行為になるのでしょうが、ご本人から反応があれば、すべてには反応してませんが、対処はしてました。かわりに僕の記事へのブックマークなどでよくわからない反応を書いているのを見かけましたが、これは僕がrir6さんをからかうことが多いが故であり、自業自得だと思いますので、特に問題視はしません。
ただ、これは対話にならないという場合は、対話を拒否している時もあります。

モヒカン族 - ムラ社会反逆同盟@ARTIFACT - ネットには物わかりのいい父親面をしている人が多いという発想
http://mohican.g.hatena.ne.jp/kanose/20050719/netfather

これは思いっきり拒否してます。
結論として、僕がrir6さんに対して、いろいろな態度を取っていたのは、rir6さんの他人への接する態度を見て、こちらが真摯に対応しても損をするだけだと思っていたからです。僕としては、こういった態度は、子供のケンカみたいなものだと思っていたのですが、これを「いじめ」と称するかどうかは、見ていた人の判断に任せます。