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『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』への批判

NWatch ver.4 - 非モテ非コミュについてだらだらと
http://d.hatena.ne.jp/rir6/20051213/1134428417

例えば「日常」価値観の実に良く現れている作品として『クレヨンしんちゃん』、特に映画の『オトナ帝国の逆襲』があります。あれが如何に「日常」価値観を増強しているかは見た人なら一発で分かるでしょう。僕はあの作品が大嫌いなのですが、しかしネット上ではこの作品に対する批判は殆ど無く、あったとしても「いつものしんちゃんと違う」程度の細部に対するマニアックな批判です。これじゃ駄目なのです。僕はあの作品を見るたびに腹が立って仕方がありません。何故ならあの作品では誰もが「尊ぶべき今日がある!」かのように示しているからです。あの作品にはヤンキーだったりオタクエリートは出ても、引きこもりだったりメンヘルは決して出てきません。そのような「不健全な人達」はあらかじめ排除されているからです(そういう意味であれはすごい「健全」なアニメなのでしょう)。そこら辺にある何の影響力も無いような恋愛トレンディー作品など放っておけばいい、非モテ非コミュはこのような悪しき影響力のある作品にこそ反抗すべきなのです!

rir6さんの文章はいつもテンプレートなので心に響かないのだが、これは響いた!
『オトナ帝国の逆襲』は出来の良い作品だと思うが、あの作品に漂うノスタルジー強制回路が苦手だ。おまけに大阪万博世代でないから、ノスタルジー回路も働かない。
そういえば、大塚英志氏が『「ジャパニメーション」はなぜ破れるか」で『オトナ帝国の逆襲』好きを批判していたなあ。
日常話は、面白い視点だと思ったけど、日常から離れようとする社会運動を始めると、昔の学生運動とかになっちゃうんじゃないか?という危惧が。
社会運動ではなく、個人的にそういう日常から離れたいのなら、バックパッカーになったり、傭兵になったりという選択肢を取っている人もいるし。