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論壇誌での議論

NWatch ver.4 - ネットでの議論は「一方的」です
http://d.hatena.ne.jp/rir6/20051121/1132563802

例を挙げて説明しましょう。例えば「中央公論」とか「論座」とか*1での議論の場合、まずその議論は同一の雑誌によって行われますから、その意見へのアクセスのしやすさ(閲覧者にとっての)は殆ど同等なものですし、また編集者も同等なものになるよう努力するでしょう。出来れば双方の意見を同一号に載せ、それが出来ないとしても、ある片方の意見だけを載せるのではなく、かならずそれと対立する学者の意見を要約でも載せようとする。

児童小銃 .456 - ネットの言論は「一方的」? (その2)
http://d.hatena.ne.jp/rna/20051121#p1
なんばさんが解説してるけど。
論壇誌を読んでいたら、雑誌間で議論が行われたりしているのを見たことはないんだろうか? X誌でA氏がB氏のことを批判したら、B氏がY誌での連載で反論したりとか、平気である光景だ。同じ雑誌上に反論が載ることはそれに比べたら、かなり少ない。
議論が起こるたびに、どこで反論が載るのだろうか?と、批判された相手が書きそうな媒体をよくチェックしたものだ。
かつて『噂の眞相』では、読者投稿コーナーがそういった反論の場所に使われることがあったが、これは「台割りにきちんと入れたくはないが、反論機会がないと言われるとイヤなので」という感があった。読者から見れば、本文記事と読者コーナーでは対等に見えないからだ。