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リストカッターにみえるテロリスト

刺身☆ブーメラン(金子健介)のはてなダイアリー - 非モテ武闘派のひとたちがはてブで暴力的なコメントをつけがちだという指摘
http://d.hatena.ne.jp/a666666/20051117/1132229609
確かに益田ラヂオさん(id:rAdio)は、テロを明言していて、テロをする人にそんなことを言っても通じないというのはあるので補足してみます。
疑問なのは、そのテロによって、どんな目的を達成したいのか?ということなんですが、どうもその辺がわかりません。
そこへの疑問は以前Piroさんがこんな事を書いていました。
Latest topics > テロりながら愛されたいと願う矛盾 - outsider reflex
http://piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom.cgi/mote/2005-09-23_terror.htm

ところが氏は一方で、自分が愛されることも望んでいるという。テロをしながら愛されたいというのは矛盾している。自分に対して殴りかかってくるような人にどうして仲良くできる? 自分の知り合いに対して刃を向けるような人とどうして仲良くできる?

個人的には「愛」という言葉は使いたくないので*1、自分の言葉で言うと「人に好きになってもらいたいのなら、嫌われるような行為をしない」というものです。当たり前過ぎる話ですが。


行動から考えるに益田ラヂオさんにとって「人から好かれるか嫌われるか」というのはどうも問題にしてない気がしてます。これは推測ですけど、好き嫌い以前に、他人が自分に関心を持ってもらうことが目的なのではないかと感じる部分があるのです。それはよく使われるフレーズ「モテたよ!」からも伺えます。
こうした行為を見ると、自分はリストカットする人を思い出します。リストカットをする人は、自分に対して他人が関心を持つことを強制するからです。周りにとっては、そうやって人間関係の確認を強制されたことがストレスになっていきます。


今年の4月にこんな記事が話題になりました。
ある都市遊民の肖像 vol. 2 - 自己処罰のスパイラル
http://d.hatena.ne.jp/unvisibleman/20050302/p1

自己処罰は快感を伴う。なぜならそれがストレスのはけ口になるからだ。そこには加害者である自分を安全圏に置いたまま相手を叩きのめすことができるという意味で、虐待と同じ心理がある。世の中でもっともたやすい批判対象は自分自身だ。対象が自分自身なら相手に反論されて歯痒い思いをする心配もない。

自己処罰は、他人を傷つけることなく、安心してでき、ストレスのはけ口になり、麻薬のように一度はまるとなかなか止められないという論。
※当時の自分の記事
ARTIFACT@ハテナ系 - 心のリストカット
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050411/maindwristcutting
ただし「心のリストカット」と認識したのはあくまで自分で、元の記事では、リストカットを意図してないとのことなので注意。
それに対して、益田ラヂオさんは、リストカットをする人をバカにしていたが、自分も同じだったのではないかと書いていました。
[セ]日清フィストファック戦争 大セックル帝国皇帝御坐所 - 自虐・自己処罰
http://d.hatena.ne.jp/rAdio/20050411#1113153674


益田ラヂオさんの言動の変遷を見ると、当初は自虐が多かったものの、段々他人に攻撃的な言葉を向けるようになってきてます。不特定多数に向かって、自虐するというのも、「他人に関心を持ってもらう」には有効に機能します。もし、現在のテロ行為の目的が「他人に関心を持ってもらうこと」ならば、自分を痛めつけるという意味以外でも、リストカットをする人と同じだということを理解していただきたいです。

*1:「愛」は人によって意味が違うことが多い。また「愛」だと反対の言葉がなくて使いづらい。反対は「愛の不在」なのか?