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『要塞都市・東京の真実』はかなりいい加減らしい

要塞都市・東京の真実

要塞都市・東京の真実

地下通路整備工事見学会の流れで、帝都東京・隠された地下網の秘密を書いた秋庭俊氏関連の情報を調べていて知った本なんだけど、かなりのトンデモ本らしい。トンデモというか、普通に間違ったことを書いているという。
「帝都東京・隠された地下鉄網の秘密」どうよ  5
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/train/1098714534/l50
秋庭俊氏の書籍の検証をしているというと、2chの鉄道板のこのスレぐらいしかないんだけど、ここの情報、貴重だからWikiでまとめて欲しい…。あとは、Amazonのレビューに送るのは地道に効果的らしいのでぜひ。
『要塞都市・東京の真実』の記述より。

ただし、大江戸線浅草線とでは車両のサイズや保安装置が違う。線路の幅は浅草線では日本列車が多く採用している狭軌で、大江戸線は新幹線と同じ広軌。お互いの線路の上を走ることは残念ながら不可能なのだ。しかし牽引車を使えば浅草線の線路を大江戸線の車両が走ることも可能なのである。

こりゃ確かにいい加減だ(笑)。浅草線標準軌大江戸線標準軌大江戸線の車両が浅草線に入る時、牽引車を使っているのは、大江戸線の車両はリニアモーターで推進しており、リアクションプレートがない軌道では動けないから。
ここでは鉄道話だけど、軍事関係もいい加減だとか。東京の地下だけでは飽きたらず、軍事方面でも妄想を並べ立て、公安調査庁公安警察公安委員会の違いを知らずに、自分のやっていることは公安に注目されるほどやばいと思うこの人は、21世紀の落合信彦氏ということで!
※ARTIFACT ―人工事実― 『帝都東京・隠された地下網の秘密』要約
http://artifact-jp.com/mt/archives/200306/subwaysecretexce.html