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ネットでの賞を成功させるためには

「輝く!日本ブログ大賞 2005」がダメじゃんという話題で、一部の人が盛り上がり中。
http://www.blogaward.jp/
なぜ『輝く!日本ブログ大賞』が失敗したのかを考える
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20050131#blogtaisho
ブログ大賞ってそんなに駄目なの?
http://kiri.jblog.org/archives/001362.html
『輝く!日本ブログ大賞』の致命的な欠陥ミス
http://d.hatena.ne.jp/koba-koba/20050201#p2
自薦ってのはどうよ、とかツッコミはgotanda6さんの言う通りなので、「ネットでの賞を成功させるためには」という切り口で考えてみる。
この手のブログの賞といえば、最近だと宝島社の『このブログがすごい!2005』がある。

このブログがすごい!2005

このブログがすごい!2005

これはいきなり出たけど、特に批判もされなかった。というか、ネットであまり情報を出していなかったためにネット界隈で話題にならなかったといったほうが正しいか。
このブログがすごい!2005』の場合、はてなで先に展開していたんだけど(id:okataco)、更新があまりなかったし、告知はほぼなかった。本が出た後、このブログがすごい!BLOG(http://www.soyane.com/)ができて、結構更新されているんだけど、『このブログがすごい!2005』のランキングの情報はネットにはどこにもないために、そのネタでみんなが盛り上がることも難しい。
ネットを使って事前にうまく盛り上げた例としては、「このライトノベルがすごい」(書籍版)の投票かなあ。あれは書評サイト管理人への個別メールだったけど。
つらつらとまとめてみる。

  • 事前にネットで情報を告知(ブログ大賞はここで微妙になってる)
  • その時、投票などで、ネット界隈での盛り上がりを作る。投票は、皆さんの意見を聞いてますよ、という姿勢を見せるのに便利。しかし、投票をそのままのデータとして使うとバランスが取れないことも多いので、投票ランキングと審査員による賞は分けるなどの工夫が必要だろう。
  • 反社会学講座 第21回 賞マスト・ゴー・オン ツッパることは勲章か(http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson21.html)で「賞はあげる側のためにある」という格言があったけど、運営側はその賞を運営することによって、自分たちがどういうメリットを得たいかをはっきりさせておく。ただし、そのメリットは見ている側からするとどうしても胡散臭く見られるので、それをいかに善意に見せるか?が重要。
  • 今回みたいに性格悪い人たちが絡む可能性を想定しておくこと。一番楽なのは、審査員とかにして巻き込むことだろうけど。

難しいのは、賞をもらう側のメリットだろう。
gotanda6さんが、

カトゆー家に取り上げられる方が100倍価値がある。

と書いていたけど、ネットにおいて大量のトラフィックを誘導してくれることが価値ある訳で、もっとも話。サイトが雑誌に掲載されてもアクセス数はよほどのことがない限り増えない。「雑誌に載りました」という名誉は、雑誌自体に歴史がなければ発生しない。新興勢力が受賞者側に与えられるメリットは金銭や賞品などしかない。だから、そういう歴史的背景がない『輝く!日本ブログ大賞』は、インプレスなんだから、INTERNET Watchとかと組めばよかったんじゃないのかなあ。