「不思議ちゃん」という言葉は男性発案なのではないか?という指摘を受けて、ちょっと考えてみたんだけど、女性の「不思議ちゃん」というのは男性の視線があって初めて認識できる存在なのかもしれない。女性からすると、「ウザイ奴、とろい奴、話が噛み合わない奴」で終わっていたキャラクターの女性が、男性によって発見されたと。
「不思議ちゃん」は、男女一緒率の高いサブカル方面で多く見受けられるが、女子のみで構成される腐女子方面では見受けられないというのも、この説を補強できる。
ただ、ビジュアル系バンドのファンの「不思議ちゃん」は、男性の視線は必要としていない。こっちは、女性の視線によって成立することを目的とした新種の「不思議ちゃん」なのかも。
で、逆の構図を考えれば、男性の「不思議ちゃん」というのは女性の視線によって認識される存在になる。端的な存在は、くるりの岸田ではないだろうか。岸田を好意的に「キモイ」と評する女性がいたけど、この「キモイ」は個性的であるなど、そういう単語に置き換えられる。
まとめて考えると、これはインテリ男女が好む異性像、ってオチな気がしてきた。
googleで「不思議ちゃん」を検索したら、自分のサイトがトップにくる罠。
「不思議ちゃん」の命名は、ナンシー関という説。
http://www.saiin.net/~ogiso/200311.html#19_t1
「不思議ちゃんウェブリング」というのがあったけど機能してなさげ。
http://mui.fc2web.com/ring.html
charlieさんは「不思議少女」という名称を使用。
http://internet.watch.impress.co.jp/www/column/socio/socio08.htm