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最近はオーディオブログです

ゲーセンノートを後世に伝える

おたくの本 (別冊宝島 104)

おたくの本 (別冊宝島 104)

おたくの本』を読み直していたら、代々木の落書きボードのことが書いてあった。もはやこれも歴史だよなあ…。こういったオタクのコミュニケーションツールというのは、なかなか記録されないので、ゲームセンターのコミュニケーションノートなどを誰か記録しておかないと歴史から消えそうだ。各地の集めて…とか本格的なものでなくていい。とにかく存在自体知らない人が多そうなので、現物を二、三紹介するだけでいいんだけど。

『NHKにようこそ』は大塚ギチ氏の装丁だというのを知っている人はどのぐらいいるんだろうか

NHKにようこそ!(3) (カドカワコミックスAエース)

NHKにようこそ!(3) (カドカワコミックスAエース)

大塚ギチの装丁がイカスー, 2005/06/16
レビュアー: s980002 (プロフィールを見る)
ギチさんの装丁というのはいかがなものかと思いつつ
キャッチーでかつ軽薄になりすぎない、テーマから作品の雰囲気からあまり離れすぎずによい感じだ。

Amazonのレビューを見たら、大塚ギチ氏のデザインを誉めている人が。おお。
熱狂的な大塚ギチ粘着さんやアンチさんに、大塚氏が現在デザイン仕事が多いということに気付いている人はいるんだろうか。
※アンダーセルのサイトにデザインの仕事一覧があった。
http://www.undersell.co.jp/main/B1366000841/C840695589/E1003512571/

『〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う』を再度プッシュ

Moleskin Diary - 幼少の砌の日記の思い出
http://d.hatena.ne.jp/moleskin/20050624/p2
はてなブックマーク - 子どもはみなブログを持て!:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20050614nt07.htm
この報道で盛り上がった総務省の子供にブログを持たせてITリテラシーを高める話で、学校という場所でそんなことやってもムラ的圧力高めるだけじゃないの?という指摘
学校の企画としてやると確かにムラ的圧力を高めるだけだろうけど、個人としてブログを始めるのなら、学校と家庭しか世界のない生徒たちにとっては、良くいえばガス抜き、悪く言えば逃避先になるとは思う。ただ、価値観が固まってない段階でブログをやると、すごい影響されそうだしなあ。どっちがいいとは一概に言えないや。

<学級>の歴史学 (講談社選書メチエ)

<学級>の歴史学 (講談社選書メチエ)

Moleskinさんの記事で『〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う』が勧められていたのだが、はてなダイアリーでは意外と言及されてない書籍なので再度書いてみる。
すごく簡単に説明すると、イギリスで生まれた学級システムとは本来特定の機能しか持たされなかった限定的なものだったのが、日本だと近代化する以前に導入されたために、日本の共同体(ムラ社会)を強固にし、生活すべてを支配するシステムになっているというのを、歴史から辿って丁寧に解説する書籍。
で、この書籍を一番勧めたいのは、ちょっと難しいところがあるかもしれないけど、いままさにその「学級」にいる中学生や高校生の人たち。なぜ学校だけがすべてと思えるようなシステムになったのかを理解できる一端になるだろう。ただ、理解したからといって、現状の不満を解決できる訳ではないが…。同調圧力をかけてくる先生に対して反論するための理論武装ができるとか?
最近キーワードができたスクールカーストだけど、これも「学級」と密接に関係しているだろう。ある共同体が絶対的な価値を持ってしまい、そこ以外にいけなくなると発生してしまう。特に中学、高校では発生しやすい。大学はもう少し緩い。
カマヤンの虚業日記 ネットと「ムラ社会
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050227#1109452100
ムラ社会」の問題をうまく解説しているのでリンク。この「都市(非ムラ社会)」はモヒカン族に通じるな。

オタク女のコミュニティで見られる光景

見聞録―けんぶ(ん)ろく(゛)はてな - memo
http://d.hatena.ne.jp/oya03/20050625

オタク女のコミュニティでは恋愛に耽溺する事をバカにするような雰囲気があるのに、何故か「女」であることをアイデンティティとし強烈に主張する人々がいる。まあ、わかりやすく言えば「オタクっぽくなくおしゃれに!だけど男に媚びちゃダメ」みたいな。正確に言えばオタクコミュニティの外にある一般社会の基準(恋愛資本主義!)からセクシャルな視線を引っこ抜いた感じとでも言いましょうか。異性不在の「女」。これはオタク男子の硬派もどきに通ずるところがあるかな。成人してから格闘技始める人ってオタク属性が強い人が多いみたいだし。

ここでつるし上げの対象となるのはオシャレじゃないもさい女イワユル喪女。西友っていうかダイエーブランドとか?で服買ってる女の事ですよ。ホモソーシャルなコミュニティがゲイを嫌うがようにそのコミュニティの団結のために嫌われ排斥されるのですよ!!

女性の世界も大変だなあと思った。男女双方ともに「異性に媚びない」というのに力点を置く人たちがいるということか。世間一般的には「異性に媚びる」が普通で、それをしないことを異常と見る同調圧力の方が強く、それに対する反動なんだろうけど。

ウケるブログセミナーはすごかったようだ

寒そうなもの大好きな人々に間で注目を浴びていた「ウケるブログセミナー」だが、ネタのために15,000円を投資した人が多数いる模様。
ウケるブログセミナーin箱根
http://www.sife-keio.com/event/
視基AB - ウケるブログセミナーのレポート
http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20050626/p1
視基AB - ウケるブログセミナーのレポート(追加)
http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20050627/p1
質疑応答が面白い。この質問者が連邦の吉野健太郎氏だそうだ。
探偵ファイル/あぶない探偵 自称ブログ芸人といく「ウケるブログセミナー」
http://www.tanteifile.com/baka/2005/06/27_01/index.html
先っちょピンク!:先っちょピンクでアベバベバー!?-?livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/abebabeba/archives/50016470.html
へなちょこ業界ゴロ立志伝『おはら汁』: 甘ったれたボンクラ大学生どもがブログセミナーだ?
http://www.908.st/mt/ohara/archives/002857.html
振り込み先の口座番号を二度も間違えたので怒って支払わなかったら、キャンセル料を払って欲しいといわれたそうだ。すごい。
探偵blog ウケる、ブログセミナー
http://blog.livedoor.jp/aatuaa/archives/26483527.html
気になっていたブログトラブル解決法は、結局解決策の提示はなし(笑)。
昔は裏ニュース!だった。:SIFE=SAFE>慶応大学=OUT
http://blog.goo.ne.jp/1uranews/e/5838e249dfb24702f515411efb9fb603
日本語の魔術師、吉野健太郎氏によるリリック。
さきっちょ&はあちゅうが面白いとか言っているIT業界の方々は文化リテラシーが低過ぎる。こんなの持ち上げちゃうような人たちが「コンテンツが…」とか言っても、面白いもの作ってくれたり、見つけて流通させてくれるとは思えないよなあ。2年後にあの本を読んだら、寒くて何も言えないのは確実なのに。
SOHO@shizuoka 講演会(ブレークスルーセミナー)
http://www.soho-shizuoka.gr.jp/shizuoka/shien/koenkai.html

カリスマ元女子大生ブロガーがブログ活用法を伝授します!

はいはい。
おまけ:

ITMediaブログに岡田有花たん書かないのかなあ。なにげない日常でもいいから読みたい」
「そういう人が『さきっちょはぁちゅう』をのさばらせるんですよ!!」

モヒカン族の間で行われた内ゲバ

AERAはオタクの総合雑誌らしい

はてなダイアリー - debedebeの日記
http://d.hatena.ne.jp/debedebe/20050524#1116938260
AERAの5月末に出た号の「男の本音・女の本音」でライターがこんなコメントをしていたそうだ。

さすが、最近一部で「オタクの総合雑誌」と呼ばれているアエラの読者だけのことはあると、感心してしまいました。

確かに一般誌の読者アンケートで男女ともに自分がオタクだと思うのが約2割ってのは多いと思う。

「インターネッツ」という表記はspamでも

Subject: インターネッツで調べました!
お初です!優美っていいます。
最近女の人からエッチ友達募集ってメールがよくきて、
でも私は女なので拒否していたんです。早く男の人からこないかなーって思いながら。
でもなかなかこないので、自分からこうしてインターネッツで探して
メールしてみました。男の人ですよね?
わたし、相当エッチ好きな27歳の中古品(バツイチ)なんですが
それでもエッチ友達オッケーでしょうか?
よろしければ、まずはメールからお願いします!

すげー笑った。

タレントのために応援している

というロジックをよくアイドルのファンサイトで見かける。具体的にはジャニーズとか。
大体そういうところでは「愛」が免罪符なのがタチが悪い。「タレントへの愛がある」から「こんな悪口を言っても許される」とか。
本来は「自分が好きだから」応援しているはずなのに、先にタレントがくるというのはおかしい。「自分のために応援している」と書いたあるファンサイトでは、「何でタレントのためじゃないんですか」と抗議をされたそうだ。
しかし、ネットでの活動というのは、商業ベースでない限り、「自分のため」だと思う。基本的に「私憤」を「義憤」にすり替えるほど胡散臭いものはないと思っている人間なのだが、「義憤」のほうがなんとなくウケがよさそうなんだろうなあ。日本的ムラ社会

みんな心に棚はあるけど

むだづかいにっき♂:無断リンク禁止ですよ!+
http://blog.goo.ne.jp/simauma_dx/e/e372738a619455633e9bc717357bf3cf
これをきっかけにはじまった議論。無断リンク禁止をうたっているブログをわざわざリンクするのは吊し上げだ、晒しだという意見自体はわかる。
はむはむの煩悩 | ブログ論のブログ
http://tkameda.jugem.jp/?eid=478
でも、それを指摘しているこの人、ちょっと前にこんなことを書いている。
はむはむの煩悩 | 裸の大将
http://tkameda.jugem.jp/?eid=476

ミュージカルバトンを受け取ってもいないのに、勝手に質問に答えている大バカ奇特なお方を発見!!!!!!

リンクこそしてないものの、自分の巡回先のどれか(リストを公開している)であるとは言っている。こういうことしている人が吊し上げだ晒し上げだとか言うのはすごいなあ。バトンが回ってこないけど回答したいという人の気持ちを考えない人が、無断リンク禁止をうたっているブログの人のことを考えろと言っている。
心に棚を作れ! いや、自分ももちろん棚はあるんだけど、棚の大小ってのはあるよなあ、と思った。
余談だけど「心に棚を作れ」の英訳"Make the shelf in the mind. "はかっこいい。
あと「心に棚を作れ」をキーワード化したんだけど、いまいち情報に自信がないので、島本ファンの方がパッチ当ててください。