ARTIFACT@はてブロ

最近はオーディオブログです

あなたのブログを書籍化しませんか詐欺

http://d.hatena.ne.jp/laiso/20050427#sagi
詐欺にしなくても、世の中には企画出版という手段があるので、ブログ+企画出版は時間の問題かと。それを今一番やりそうなのがlivedoor Publishing(http://publishing.livedoor.com/seminar/)。なんといっても説明会のなかに「コスト」って文字があるんだもの。
企画出版、協力出版については下記のページを参照。
その費用負担は適切か? 共同出版 協力出版
http://www.kobeport.net/news/kyodo.html
とにかく本を出したい個人に対して、市場で売れるかどうかの検討は一切なしに、個人に100〜200万ぐらいの高額のお金を出してもらい、書籍を出版するのが企画出版。協力出版共同出版とも呼ばれる。単なる自費出版ではなく、あなたの本が書店に並びますよというのが殺し文句。ビジネスモデルとして、書店からすべての本が返本されても、出版社が儲かるようになっている。最近だと、『リアル鬼ごっこ』(山田悠介著)が企画出版だったのが、どこをどう間違ったのか、売れてしまったので、売れると勘違いする人も入ってきてそうだ。
ARTIFACT ―人工事実― | 『リアル鬼ごっこ』はなぜ売れる?
http://artifact-jp.com/mt/archives/200302/realonigokko.html

「レス」という単語を使うのはデリカシーがない

http://www.francezappa.fr/board/read.php?FID=7&TID=27
「レス」「メアド」「カキコ」といった単語を使うのはデリカシーがないと主張する人を発見。確かに自分も「カキコ」は恥ずかしいと思う派(なんか同人女子っぽいので)だけど、デリカシーがないとはさすがに思わないなあ。考えてみると、「カキコ」「ホムペ」「メアド」「コピペ」といった三文字略語はあんまりかっこいいものではない気はする。「ブログ」も三文字だから恥ずかしいのか!

レスに関する考察

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hibi00/antires.html
この掲示板で知ったページ。「Re:」って「response」の略だと思っていた…。

“Re: ”はパソコン通信や E-mail が始まるずっと以前から英文のビジネスレターで一般的に使用されていたそうで,「〜の件」や「〜に関して」という意味の英語の前置詞 re が語源,ラテン語の“事柄”である res または re からきた…とされています。要するにビジネスレターでの慣例を E-mail の仕組みに引き継いだわけです。

『〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う』

<学級>の歴史学 (講談社選書メチエ)

<学級>の歴史学 (講談社選書メチエ)

朝日の書評で興味を持っていたので購入。まだ読みかけなんだけど面白いので、興味を持った人にはお勧め。同じ年齢の人間を一カ所にまとめて教える「学級」というものがどうして発生したかをひもとく書籍。「学級」は「パッケージツアー」と似ている部分が多いが、どちらもイギリスの産業革命で生まれた貧民を救済するキリスト教の慈善活動から生まれたそうだ。もともと学級制度はフォードの組み立てラインやファストフードと同じように効率化を求めて生まれたものであり、イギリスでの成立過程を解説、そして、機能集団であった「学級」が、明治時代に日本に入った段階で生活共同体的性格を強く持ち、現在の問題に繋がっているかを解き明かしていく。
教育論というと、教育を高尚なもの、神聖なものという前提で語られるけど、サービス産業と同じような視点で教育を眺めている点がかなりユニーク。イギリスでの「学級」の成立に関して、日本語の資料はないらしいので、類似書はないといってもいいみたい。学者の人らしい論文文体で慣れない身には読みづらいんだけど、専門用語が羅列されたり、抽象的な話ではないので理解はしやすい。
http://d.hatena.ne.jp/june_t/20050320/p1
前半部分の紹介。

ised用資料

インターネットと“世論”形成―間メディア的言説の連鎖と抗争

インターネットと“世論”形成―間メディア的言説の連鎖と抗争

isedの準備用書籍その1。高いなあと思って躊躇していたんだけど購入。学術系の書籍のため、文章はかなり硬い。共同通信記者ブログのコメント欄で、賛成・反対のコメントの数を数えるなどの地味なデータがあったのが面白かった。編者の遠藤薫氏とひろゆき氏の対談があるんだけど、かなり緩め。

ウェブログの心理学

ウェブログの心理学

isedの準備用書籍その2。日本のWeb日記・ブログの歴史をおさらいするにはかなり良い資料。

風俗産業をお金で見る

「フーゾク」開業 繁盛する風俗店づくり―絶対に明かされない、「儲かるお店」ノウハウ

「フーゾク」開業 繁盛する風俗店づくり―絶対に明かされない、「儲かるお店」ノウハウ

青山BCでなぜか平積みされていて目に入った書籍。鈴木みそ氏の『銭』風俗版(笑)。風俗でのお金の動きがよくわかり、各風俗ごとに平均モデルが提示され、採算分岐点が簡単にわかるという書籍。風俗の書籍というと、エッセイ的なものが多いけど、これはかなりドライにデータで淡々と語る辺りが面白い。こんな書籍も隣に置いてあって気になったけど、ぱっと見の面白さはないのでパス。ブティックホテルじゃない辺りが潔い。

買って外したかも…という書籍

カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~

カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~

タイトルに惹かれて買ってみたんだけど、海外のノンフィクション書籍はタイトルはキャッチーなれど、中身にはあまり意外性がないことが多い気がした…。ブランド力をつけようって話なんだけど、よく聞くような一般的な話が多い。『スタートレック』の初期の頃の話とかは面白かったけど、この書籍じゃないと読めないって話じゃなさそうだしなあ。Amazonの書評を見たら、こっちのほうが参考になったというレビューが。
超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・

超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・

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書評で見かけて、なんとなく面白そうだと思ったEメールによる海外の小説。ちょっと読んでみたものの、海外ユーモア連発だったので予想していたほど面白さは感じなかったため、放置中。