http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20041108#1099845379
大きな違いとして『げんしけん』には『ハチミツとクロバー』みたいなアーティスト・クリエイター指向をくすぐる部分がないところ。今まで、オタクを扱った漫画というのは、『大同人物語』など「表現するオタク」だったのが、「消費するオタク」にスポットを当てた点が賛否両論を呼んでいるところでしょー。
『げんしけん』は文化部漫画として『究極超人あ〜る』の平成版だと思っているんだけど、こういう比較をすると怒る業界人は多いという話で、どうも昭和40年代生まれぐらいだと『究極超人あ〜る』の呪縛がすごく大きいらしい。